片山安孝氏は、兵庫県副知事を辞されましたが、凄腕と評され、兵庫県一筋の方だったようです。
片山安孝さんの優秀な仕事ぶり、人間力が注目されていますね。
人間力の基礎となった学歴、そして経歴も気になるところです。
今回は片山安孝さんの学歴経歴をまとめてみました!
片山安孝の学歴
兵庫県高砂市出身の片山安孝さんの学歴をみていきましょう。
白陵高等学校卒業
片山さんの出身高校は地元・高砂の進学校白陵(はくりょう)高等学校です。
偏差値は79です。
白陵高等学校は、兵庫県高砂市阿弥陀町に所在する中高一貫校です。
兵庫県の最難関「灘高校」についで、第3位の難関校になります。
東大・京大をはじめとする国立大、難関私立大に毎年それぞれ十数名程度の合格者を輩出しています。
著名な卒業生
・植田博樹(TBSプロデューサー)・宮嶋茂樹(報道カメラマン)・桂阿か枝(落語家)
・熊谷俊人(千葉県知事、元千葉市長)・北口寛人(兵庫県議会議員、元明石市長)
・稲富修二(立憲民主党衆議院議員)・秋野公造(公明党参議院議員、財務副大臣)
・岡田康裕(加古川市長、元衆議院議員、米国公認会計士)・小紫雅史(生駒市長、環境官僚)
中高一貫校なので、中学も白陵中学校を卒業している可能性が高いですね。
幼い頃からしっかり勉学に励む環境で育ったのですね。
剣道部で精神力を培う
部活は剣道部に所属していました。
相手への礼儀、思いやり、感謝の気持ちは剣道の基本といいます。
有名な話ですが、1本を取った際にガッツポーズをする得点が取り消されるそうです。
人間力を磨くことができる点が、剣道の最大の魅力だと言われていますよ。
片山さんは文武両道な高校時代を過ごされたのでしょうね。
中央大学法学部卒業
片山安孝さんの出身大学は中央大学法学部です。
法科の中央と呼ばれ、1951年から20年間、旧司法試験合学者は東京大学を抑え首位だった歴史があります。
中央大学法学部は、大学内でもまさに花形なんですね!
片山さんは1983年に卒業されました。
現在の偏差値は57.5〜65です。
卒業生は最高裁判事や弁護士、衆議院議員、市長など、司法や政財界に数多の著名人を輩出しています。
片山安孝の経歴
ここからは片山さんの兵庫県庁での活躍をまとめていきます。
兵庫県庁入庁から定年退職まで
兵庫県庁に入庁後は、人事課長などを歴任し、人事制度の改革など、組織の活性化に貢献されました。
- 1983年 兵庫県庁に入庁。総務部地方課などに所属
- 2005年 総務省自治行政局給与能率推進室に出向。
- 2007年 人事課長に就任
- 2012年 企画県民部管理局長、西播磨県民局長に就任(人事畑を歩む)
- 2016年 産業労働部長、公営企業管理者に就任
その後も幅広い分野でリーダーシップを発揮され、
特に、西播磨県民局長時代には、地域経済の活性化や住民サービスの向上に尽力されました。
斎藤元彦氏との出会い
2011年の東日本大震災の際に、災害対策チームを宮城県に派遣指示していたのが片山さんでした。
その時、宮城県の市町村長を務めていたのが斎藤元彦さんでした。
この頃から徐々に交流が深まったようです!
副知事就任から現在まで
- 2021年 3月県庁を定年退職、4月に兵庫県信用保証協会理事長に就任
- 2021年9月 兵庫県副知事に就任
- 2024年7月 兵庫副県知事を退任
兵庫県信用保証協会理事長として、中小企業の経営安定に貢献されていました。
副知事として、斉藤県政を支えていたことは周知のとおりです。
いち地方公務員から副知事にまで上り詰めるなんてすごいですね!
片山安孝はユーモアがすごい播州人!
ハイスペックな片山安孝さんは、ユーモア溢れる播州人でいらっしゃるようです。
せっかちで創意工夫あふれる播州人の代表と評されていましたよ。
播州弁の迫力でせまり、播州人ならではのユーモアで和ませる。ざっくばらんの人柄。株式会社兵庫新報
就任会見でも播州織のシャツを着て臨み、ざっくばらんの人柄を随所に垣間見せながら、時に笑いを誘うなど人懐こさと明朗さを印象付けた。株式会社兵庫新報
産業労働部長の時、以下のように語って喝采を浴びたことがあるそう。
地場産業の振興に一番効果がございますのは、地場産品を購入すること。
私自身も播州織のシャツを着て、スーツの襟に真珠を付けて、たつののレザーの財布と豊岡鞄を持って、長田のビジネスシューズを履いて出勤しているところでございます
自分自身を広告のようにして注目を集められる人柄なんですね。
そして、素晴らしい広報戦略センスをお持ちのようです!
まとめ
片山安孝さんはハイスペックなエリートであるだけでなく、播州弁でざっくばらんな明朗な方ということがわかりました。
その高い能力で、斎藤元彦前知事の右腕として、兵庫県に非常に力を尽くされた方でしたね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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